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「クビ!」論。 (朝日文庫)レビュー
「クビ!」論。 (朝日文庫)ってどんなものかと思い、「クビ!」論。 (朝日文庫)のレビューを早速見てみました。
レビューは、こちら↓
これが世界標準?!
勝間和代さんの「無理なく年収10倍アップ勉強法」を読んで、本書の著者のことが書かれていた(p138)ので早速読んでみた。
本書を通じて外資系企業における雇用の仕方がよく分かります。成果を出せなければクビになるというところも分かり易い。外資系企業にいる方や外資系企業に行こうと思われているかたは、本書をよく読まれると良いと思います。
教訓として上げられるのは、日本企業が今後ますますリストラを進めていくであろう、ということです。
外資系ではなく、純粋な日本企業に居る方がクビになって外界に放り出されることを、著者は「要するに日本の企業は、人に飼いならされてエサの取り方も知らない動物を、いきなり自然界に返すような”暴挙”をしでかそうとしているのです」と書かれています。思い返せば、第二次世界大戦直後に生きてきた日本人の人達は、何が何でも生きてやろうと自ら事業を起したりしたわけですが、過去数十年で衣食住足りる生活に慣らされ過ぎたのかも知れません。
こういう前提で考えた時に、グローバル企業で、食うか食われるか、成果が出せなければクビというのはむしろ自然の状態と言えるでしょう。外資系はただそれが日本企業より十数年先をいっているだけなのかも知れません。
そう考えると、最初に書いた「無理なく年収10倍アップ勉強法」に書かれているような対策を実行することが望まれると分かります。
欧米人のサラリーマン生活が良く解る
著者は「クビキラー(殺虫剤か?)」と言われ、「ターミネーター(終わりにする男)」と呼ばれ、外資系企業で1000人のクビを切ってきた経験を誇りを持って語りますが、クビ切りの人選に関しては、人事部長でも全く権限が無く、自動首切り機だった様です。誰がクビを切る人を決めるのか?、それは切られる人の上司なのです。上司が「信頼できない、プロフェッショナルの自覚が無い。P.27仕事ができない」と判断したら、「こいつはいらない」と人事部に注文し、人事部長は注文通りクビを切るので、部下の生殺与奪は上司が握っているP.120のです。「外資系の採用はそのジャンルのプロであることが前提、従って、評価は業績が全て、業績が上がらなければ辞めるしかない。p.77」欧米のサラリーマン生活がいかに厳しいか良く解ります。だけど私は欧米型緊張世界より年功序列・終身雇用のぬるま湯日本の方が好きです。著者も必ずしもそれを否定せず、生産性向上・日本再生のためには、年功序列・滅私奉公の徹底か、欧米型実力主義(大量クビ切り、大量中途採用)の徹底しかないと言っていますp.196。今の日本のリストラは忠実な社員を裏切っているp.155と批判し、クビにした分だけ採用すべきでありp.175、転職したら損するような社会を改めるべきp.163というのが著者の主張です。指名解雇のやり方を知りたい方、リストラしても業績が上がらない経営者の方、どうしても会社にしがみつきたい方(しがみつき方の説明有り)、プロ意識を高めるため自らを鼓舞したい方におすすすめ(何でもこなせるゼネラリストは「何もできない人でしかない」p.173)(業績が悪い人とは「要領の悪い人」p.110,要領とは仕事の優先順位をしっかり付けることp.111)の本です。
外資系へ転職する前に
外資系へ転職(または、学生が新卒で就職)する前にこの本を読んでおくことがいいと思う。
外資の解雇に対するルールベースがわかるので、方の力が抜けると思う。
価格も¥ 525とお手頃なので、とっても欲しいですね^^
欲しい物がありすぎて、お財布はいつも悲鳴を上げていますが、
ボーナスが入ったら、「クビ!」論。 (朝日文庫)手に入れたいなと思っています。
「クビ!」論。 (朝日文庫)
梅森 浩一

定価: ¥ 525
販売価格: ¥ 525
人気ランキング: 35017位
おすすめ度: 
発売日: 2004-10-15
発売元: 朝日新聞社
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